Hansel and Gretel
ヘンゼルとグレーテル


 「i,ROBOT」を解読中にこの話が出てきたので、調べてみました。現代風に読み解いたので、ここにご報告します。



 まず「ヘンゼルとグレーテル」という名前に何が隠されているかですが、「ヘンゼル」は「エンゼル(天使)」のことで、「円」ではなく、「辺」なのです。つまり、総括した天使ではなく、端っこの新米天使なんです。「グレーテル」の「グレー」は「灰色」を指し、白と黒の中間を意味します。つまり、白と黒をはっきりさせないということです。「テル」は「照る」で明るく照らすことでしょう。しかし、「グレー」なので、はっきり見えないくらいやんわりと照らすという意味になります。

 この話のあらすじを簡単に言うと、貧しい木こりの兄弟が森に置き去りにされて、家に帰るために持っていたパンをちぎって道に落とし、その後を辿って帰ろうとしますが、途中で迷子になり宛ても無く彷徨っているとお菓子の家を見つけます。そのお菓子の家には魔女が住んでいて兄弟は捕らえられてしまうのですが、機転を利かせた妹が魔女を窯の中に突き落として逃げ帰るという話だったと思います。

 この話が示すところは、私とテラ族の行く末であると思います。「家に帰る」ことは「いるべき場所に帰る」ことであり、「パンをちぎって道に印をつけ、辿って行く」ことは、「世にある様々な話しの中にキーワードが隠してあり、それを見つけながらこの世で起こっていることを理解していく」ことだと思います。「途中でパンを鳥か何かに食べられてしまい、道に迷う」ことは、「話の内容が悪魔によって変えられてしまっていたので、すぐに理解することができず、混乱させられてしまう」ことです。「お菓子の家に住む魔女」は、「わなを張って、獲物を捕らえて食べる人たち」のことだと思います。それはまるで蜘蛛が糸を張って獲物を待ち受けているのと同じです。
 ヘンゼルとグレーテルは捕らえられ、「ヘンゼル」は檻に閉じ込められ、「グレーテル」は働かされますね。まるで「無実の罪で捕らえられたラファエル」と「刑務所のようなところで、監視され働かされるミカエル」のようです。
 最後に「妹グレーテル」が魔女の隙をみて、窯に突き落としますが、これは私が送る情報が、真相を突き止め、「恐怖の遺産」により魔女が発火現象を引き起こすことを意味していると思われます。


 最終的にヘンゼルとグレーテルは家に帰ることができるので、きっと私たちの願いは叶うのだと思います。

 今は「魔女」と格闘中ですね。











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